さばちゃんの感想

映画やドラマ、はたまたゲームなどその日その時感じたことを日記のように書いていきます。職業はライターです。よろしくお願いします。

2014年映画ランキング!!!!

今年も恒例のあの企画がやってまいりましたね。そうです。その年の映画館で観た映画をランキングしてしまおおおう!!!の季節です。やっていきます。

今年はオールナイトで観た昔の映画も含めますけど、64本観ました。少ない!2014年の抱負の一つに映画館で100本観るを掲げていましたが見事に叶わずでした。2015年こそこの目標を達成したいと思っています。

僕が今年何を観たか、なかには公開自体は2013年で観たのは2014年というものもあります。もちろん、このランキングでは2014年に映画館で観た作品なので、対象内なのでその辺は勘弁してください。では、トップ11から発表していきたいと思います。削り切れなかった!!!

 

11位『かぐや姫

言わずもがなの2013年公開作品ですが、観るの遅れて1月に観ました。この作品を観終えて一番最初に思ったのは「こんなに真面目にかぐや姫をやるのか!」でした。かぐや姫罪と罰、それを観ながら考え終わった時に「ああ、あれがそうか」などと余韻にも浸れとても面白かったです。作中のなかでかぐや姫が、庭に出ていき「つまんない」と言うシーンがありましたがここに感動しました。人とこの映画について喋っているときにその人が「ジブリ作品は飛ばさずにはいられないんだな」と言っていたのがとても印象に残っています。

 

 

10位『ホビット‐竜に奪われた王国‐』『ホビット‐決戦の行方‐』

これはセットでいいかなと思い、2作品並べましたが竜に奪われた王国の方が好きです。こっちのほうが作品にドラマが溢れていておもしろかったなと。僕が一番好きなファンタジーシリーズのロードオブザリング。このような形でまた作品に触れることができてとてもよかった。またこの世界を観れることを期待しています。

 

 

9位『軍旗はためく下に』

これは5月にオールナイトで観た作品で、1972年作品・監督深作欣二・主演丹波哲郎。敵前逃亡の罪を着せられた兵士の未亡人が夫の死の真相を、戦争当時にかかわっていた人物たちに聞きにいき真相を追及していく物語なのだが、迫力が違う。正直これを観る前に『永遠の0』を観ていればよかったなと後悔した。それでも『永遠の0』の評価がよくなるわけではないのだが、あまりにもこの『軍旗はためく下に』の作品の下位互換過ぎて目も当てられないといった状況でした。もし観る機会があれば是非是非観てもらいたいなと思います。

 

 

8位『そこのみにて光輝く

働いているところの関係上この作品は公開前からちょくちょく聞き及んでいる映画でまったく期待していませんでした。しかしこの作品の脚本を読む機会があったので、公開前に読んで観に行くかどうか決めるかー、なんて考えていたらどんどんどんどんシナリオを読み進めている自分がいて、あっという間に観に行くことを決めました(笑)。シナリオを読んでいて最後のこのシーンをどういう風に映像にして映画にしているのかにとても興味を持っていたので、最後のシーンでとても満足でした。モントリール世界映画祭でも最優秀賞を受賞しているし、このままアカデミー賞外国語部門でも受賞できることを願っています。狙える作品だと思いますし、呉美保監督の今後の作品に期待です!

 

 

7位『6才のぼくが、大人になるまで』

ネタバレします。映画をまだ観てないしネタバレされると映画観れない!という人は次にいってくださいね。

まあネタバレといってもこの作品、ネタバレされて困るようなところないかなーなんて思います。話題になっていた映画ですし、友達がこの映画の作品の宣伝をやっているといことも相まってとても楽しみにしていました。映画を観終わった感想は『おお、終わった、、、』でしたね(笑)この映画がどういう映画なのかは分かっていたのですが、いかんせん観ていても終わりが見えなくて見えなくて、本当に終わるのかな??なんて思っていました。

母親パートはシリアスパート、父親とは会話パートと分かれいていておもしろかったですね。ビフォアシリーズが好きだったのでこういうのもちゃんとあるんだと思って観ていました。何気にお姉ちゃんの12年間も観られるという。その年その年の出来事へのリアクションを役者にやらせていて、非常に今後意義のあることなのではなかろうか?などと思った。イラク戦争反対とか、オバマ支持、SNSの社会的問題など。

こどもが高校を卒業して、父親ととあるパブに行くシーンがあるのだがそこでの会話がこの映画のすべてなんだろうなと感じた。父親がいろいろと話すのだがこどもが「つまりこの会話の要点はなんなの?」と聞き父親が「要点なんかない」と言い返す。これこそこの映画の全てだなと瞬時に思った。つまりこの映画の一つ一つ1シーン1シーンすべてがこの映画なんだよ!っていう監督のメッセージがここに現れているんだなと。このシーンから一気に映画の終わりが楽しみになりました。またいつかこんな映画に出会えるのかとても楽しみです。

 

 

6位『インターステラー

僕がこのくらいの年齢でやってくれてとてもよかったなと思った映画。10代では観たくないし、40代でも観たくないかも。いつの年齢で観ても楽しめるとは思うけど、この時に観れて良かったなと思う。長い上映時間だけあっていろいろと伏線全部回収していて、最後のほうは笑っていました。マットデイモンの役ずるくない?????この映画の感想で横浜聡子監督がツイッターでつぶやいてるのがとても面白かったのでのせときます。

横浜聡子 on Twitter: "6才のぼくが大人になるまで観た。人は時間に追いつけないのであった。いや追いつけたのがインターステラーだっけ?わかんなくなってきた。"

 

 

5位『キャプテン・アメリカ2 ~ウィンターソルジャー~』

これ観たとき実はキャプテンアメリカの1を観ていなく、アベンジャーズの続編としての2らしいよという言葉を鵜呑みにして観に行きました。めっちゃ面白かった。戦いも肉弾戦が多く手に汗握るし、そのくせ話はWWⅡらへんの話を絡めており期待させられ、主人公の葛藤がもろに出てきていて見応えある作品でした。1を観てから行けばより楽しめたろなあとずっと思いながら観ていました。1も観た結果、マーヴェル作品の中で群を抜いてキャプテンアメリカシリーズが面白い。次作品が非常に楽しみ!

 

これだけは言わせてくれ!!枠

2014年度、正直観た映画で「つまらない」「ひどい」と思う映画はほとんどなかったんですよ。基本的には観たものすべてを楽しもうとするので、どこかよかったよなあというところを自分なりに深めて、「うん、まあ結果悪い映画ではなかったな」なんて自分なりに結論出るわけですよ。そんななかやってくれましたね『太陽の座る場所』という映画が。クソオブクソにノミネート後即受賞しましたよこれ。この数年でもこんなひどい映画に出会ったことないし、おそらく今後数年もこんな映画に出会うことないだとうなと思います!木村文乃が出ていなければ上映後3分で出て行くところでした。そう、この映画開始1分でクソでした。ああ木村文乃かわいいよ木村文乃。今日本の女優で一番好きかも。

 

4位『アバウト・タイム』

この辺からは一応順位つけているけど、大体同じ。とても楽しかった。この作品の見どころはなんと言ってもレイチェルマクアダムスの手ブラだろう。これを観るために私はおそらくこの作品のDVD、いや、BDを買うことだろう。。。

お話も面白くて、なんといっても見せ場は父との本当のお別れのシーンだろう。新しい子供の誕生と引き換えに死んだ父と過去の世界で会うことがもう出来なくなる。。。考えることはたくさんあるけれど、その時その時その日その日を生きていかなければなあ、なんてこの作品を思い出すと思うわけです。作品の持つ力、メッセージは強いナニかを持っている。

 

 

3位『LIFE!』

今年はこれを超える映画なんて出てこないだろう!!!と観たときに思いました。実際には3位なので上に二つあるけれど、1位でもいいです!!!観ていてなんかわからないけど心地よかった。主人公が徐々に徐々に殻を破いていく感じが良かったのかもしれないし、映画の一番最初のシーンである、出逢いサイトみたいなところに好きな人が登録していて、それに勇気を振り絞ってボタンを押すあの感じにやられたのかもしれないし、「僕がベンジャミンバトンなんだ。観たこないけど」というシーンにやられたのかもしれない。サスペンスやミステリー、ホラーやアクションも好きだけど、最終的に落ち着く映画はこういうヒューマンドラマというか心温まる映画というか、なんか血のない感じの映画が好きです。

 

 

2位『ジャージーボーイズ』

この映画すばらしすぎじゃね?クリントイーストウッドまだまだ生き続けてこういう映画バンバン撮っていって欲しいなと心から思った。実際とどまることを知らないくらい今も映画取り続けているけど。シェリーで始まってそしてシェリーで締めくくられるこの映画。娘の喪失などのツイ描きたくなるような題材にはあえてそっとだけ触れあくまでも4人だけの関係性にだけにとどまるあたり、すごい省略だなあと思う。

 

 

1位『トランセンデンス」

この結果に「ええー?」ってなる人多い気がするし、それもなんとなく分かるんだけれど、この映画素晴らしすぎない?????この映画つまらないって言ってる人は映画の宣伝に騙されてる人で、それはすごいもったいないことだなと思う。まあ、期待していたジャンルと違うならがっかりはするかもしれないけど、それはそれとしてちゃんと作品を観ようよ!(わいもがっかりしました)。そんななかこの映画を観進めていると、ん?んん??この映画SFじゃなくて恋愛映画じゃん!!!となるわけですよ!途中で!!そこに気がついてからこの映画をまた思い出そうとすると、なんとまあ綺麗な映画なことか!!!

序章でキャラの設定があり、そこで承へいく事件が起きるわけです。そうデップが撃たれるんです。ここから妻から夫への愛の描写がずっと描かれています。そして夫がインターネットの世界に潜り込み、ここも映像としてとても良かった、前半が終わります。ここからラストまでは夫から妻への愛が多分に描かれています。そこには狂気のように見える部分もありますが、最終的にただの純愛からきているものだと分かります。そしてラストはああいうふううにはなっているけど、二人にとってはとても良い終わり方をしています。ですのでこの映画はハッピーエンドです。そう、この映画は純愛をテーマにしたハッピーエンドな物語、そのための構成が非常に綺麗で、観ていて鳥肌が立ってきましたね。このつくりが決め手となって僕の2014年の第一位の映画に選ばせて貰いました。

 

 

 

2014年は邦画で面白いと思うものがとても少なく、海外からの映画で面白いと思ったものがたくさんある年でした。ランクインしてる邦画も昔のだったり、2013年公開のものだったりとします。2015年はもっと邦画もいろいろなものを観て、見聞を深めていきたいと思っている所存であります。

2014年は脚本の勉強をしたりするなかで色々な話を聞き、観たことのない過去の名作にも多く触れる機会があり、映画館でというよりも家のテレビでのほうがたくさん映画と触れ合った気がします。まだまだ観れていない名作と呼ばれるものを引き続き観ていきながら、2015年こそは映画館で100本以上観たいななんて思っています。

よし、ながながと文章かいてすっきりしたあああああああああああああああ

 

2014年に観た映画つらつら

 『インシディアス第2章』『ペルソナ3第1章』『かぐや姫の物語』『ゼロ・グラビティ』『エンダーのゲーム』『ビフォア・ミッドナイト』『オンリーゴッド』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『ホビット-龍に奪われた王国』『愛の渦』『魔女の宅急便』『LIFE!』『ワンチャンス!』『LEGO(レゴ)ムービー』『白ゆき姫殺人事件』『アクト・オブ・キリング』『キャプテンアメリカ2-ウィンターソルジャー』『そこのみにて光輝く』『ワールズエンド』『ナンバーテンブルース』『修羅雪姫』『軍旗はためく下に』『チョコレートドーナツ』『永遠の0』『プリズナーズ』『ブルージャスミン』『ぼくたちの家族』『X-MEN/フューチャー&パスト』『ある過去の行方』『MONSTERZ/モンスターズ』『美しい絵の崩壊』『グランドブダベストホテル』『ペルソナ3第2章』『女子ーズ』『ダーク・ブラッド』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』『WOOD JOB!-神去りなあなあ日常』『アナと雪の女王』『トランセンデンス』『ダイバージェント』『マレフィセント』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『渇き。』『GODZILLA』『フライト・ゲーム』『ケープタウン』『LUCY』『るろうに剣心 京都大火篇』『フルスロットル』『記憶探偵と鍵のかかった少女』『レッド・ファミリー』『太陽の座る場所』『ふしぎな岬の物語』『ジャージーボーイズ』『猿の惑星/新世紀』『アバウト・タイム』『100歳の華麗なる冒険』『25』『インターステラー』『6才のボクが、大人になるまで』『想いのこし』『ゴーン・ガール』『ホビット-決戦のゆくえ』『寄生獣』『メビウス